先日はLIMBOの感想を記事にしましたが、今回は同じ開発会社Playdeadの作品である「INSIDE」について触れていこうと思います。
INSIDE……つまり内部ですね。
今度の主人公は3頭身じゃありません。髪型も普通になってしまって、まるでいまどきのラノベの主人公のように特徴がなくなりました。だけど一番似てるのはのび太君なのはなぜだ……
のび太くんはラノベ主人公だった……?

謎解き要素
ゲーム内容はLIMBOと同じような謎解き横スクロールです。操作性もほぼ同じですね。
ただ、今作はひとつユニークなギミックがありまして。それが――

これです。
どういう原理かは不明ですが、周囲の無気力人間たちをコントロールできるようになるのです。なんなら僕もコントロールしてほしい。
のび太君(=主人公)がこの操作をするときは空中で走る動きをするんですが、実にユーモラス。LIMBO同様ダークな世界の中でこれだけが癒し。
……実はゲーム終盤になるともう一体癒し系キャラが登場するんですがね。みなさんお楽しみに。僕がそれを見たときの衝撃は歴代やったゲームBest3に入りますね。
3.INSIDE終盤の癒し系キャラ(笑)
2.Angel Beats岩沢ルート
1.小学生のころ、間違えてコイキングにマスターボールを使った瞬間の絶望
なんだこの壮絶にくだらねぇランキングは……
謎の難しさはLIMBOと変わらない……かな?
ただ、グラフィックに色彩や濃淡がある分だけヒントがわかりやすい気もします。LIMBOの場合は背景とヒントが同化してましたから。
それ以外にも面白いギミックが多数ありました。潜水艦に乗ったり、水中をすばやく移動する人間ぽい生物がいたり。

多様な仕掛けではありますが、死にながら考えれば解けないことはないかと思います。解けなかったら一旦ゲームを止めてリフレッシュすればいいんです。そうしたら新しい視点は見つかるものですよ。
世界観はダーク
のび太君を逃げ続けさせるのが僕らの役目なわけですが、その結果のび太君はどんどん「内部」に入り込むことになります。怪しい組織、怪しい施設、怪しい研究。怪しいものしかないと言ってもいいでしょう。
道中には寄生虫らしきものが体についている動物を見かけたりします。
僕が主人公なら怖くて先に進むなんてできやしませんがのび太君は勇敢に前に進みます(コントローラーのスティックを右に倒しながら)
こののび太君は劇場版ののび太君だ……
おそらくこの組織が研究しているのが、あの無気力人間たちなんでしょう。どこかからさらってきてるのか、作り出しているのかは不明ですが、研究の規模は大きいです。

アンブレラ社感すき
さいごに
例によってクリア時間は3時間ほどです。実績を全解除していません。
しかしどうやら、このゲームには隠しエンディングがあるようです。そのために実績を全解除する必要があるらしく、僕は面倒なのでやらないと思います。
たまに息をするのも面倒な僕です。
……いや、別に死にたいとかそういう意味じゃなくてね?
「ポジティブになりたいとか言っといて、こんなゲームばっかりやるなよ」
みたいな意見も聞こえてきそうですが、steamってこういうゲームが割と多いからついやっちゃうんですよね。
根が暗いみたいです。
LIMBOが好きなら絶対に合うINSIDE。逆もまた然り。
興味がある方はどうぞ購入してみてください。
セールを狙えばお高いものでないので。
短いゲームなので短くなってしまいましたが、以上となります。
ばいびー
追記:2018年6月28日にNintendo SwitchでもINSIDEが販売開始されるようです!
PCじゃできなかったって方はどうぞ!